【犯人はお前か!?バトン】
「何だお前は!?」
なんですか! あなたのせいでカラスさんが飛んでいっちゃったでしょうが!
「そこで何している!?」
カラスの観察です。
「右手に何を持っているんだ!?」
双眼鏡とメモ帳ですか?
「誰を狙っている!?」
カラス!
「行きたい場所はどこだ!?」
いえ、家の中にいるだけで幸せです
「他に要求したいものがあるなら言いなさい!!」
そうですねー、チョコくいてえ
「本当にそれでいいんだな!?」
いいよ!?
「お前の人生の目的は何だ!?」
なんだろー・・・地球温暖化に貢献すること!?
「何だと!?それを達成する為の努力はしているのか!?」
存在そのものでけっこうしてるよ! 大丈夫!
「そうか…。」
うん。どうした
「お前の横に何がある??」
壊れたカー●ルおじさんとペ●ちゃん人形
「ではお前の近くにあるコンビニは何だ!?」
ロー村
「よし、落ち着け。…カツ丼食べるか??」
やだよう、チョコ食べたいよう
「では最後にあいことばを言え!!」
山? 川! みたいなみたいなー!
「ちがーう!!やっぱりお前が犯人か!!即座に人質の名前を10人挙げたまえ!!」
わたしはアンカーになります^^
※オレオレ詐欺から逃れてください!
※電話☎は詐欺師が切るまで切れないことになっています!
※絶対お金は振り込まない!笑
「 」→詐欺師
「 」→あなた
それではスタートです!(∀)
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ぷるるるるる‥ぷるるるるる‥
がちゃ
「もしもしー???」
「うっす」
「俺だよ、オレオレ!お前の兄貴だよ」
「あっ、マイク兄さん! あの噂の透明人間の!」
「久しぶりだなー、元気だったか???」
「ええ・・・兄さんこそいかがお過ごしでしたか?」
「俺??俺はもちろん元気さ♪」
「あ・・・・・・そうですか。車に轢かれたりピザ屋のトランクにおしこめられたりしても決して弱音を吐かない兄さんのその精神力、素晴らしいです!」
「それでさー、話変わるんだけど」
「はい?」
「母ちゃんが交通事故起こしちゃったって父ちゃんから電話かかってきた??」
「マイク兄さんこそ毎日車に轢かれているじゃないですか。日常茶飯事でしょうもう」
「今母ちゃん○○病院に運ばれてるらしいんだよ」
「兄さんこそ病院行かなくて大丈夫なんですかねっていっつも思うんですけれど」
「母ちゃん、相手の車に突っ込んじゃったんだって」
「えええ! 体ひとつであの鉄の塊に突っ込むって、どれだけすげえんだマミー!」
「お前、今600万円準備してくれる???」
「ああ、はい、ちょうどありましたよー、子供銀行のやつでいいですか?」
「相手の人と母ちゃんの治療費全額600万なんだよ!」
「あー、子供銀行じゃ駄目ですね。兄さん、ファイト!」
「しょうがねえだろ、俺金一円も持ってねーもん」
「あー・・・この前轢かれたときに・・・」
「父ちゃんは仕事だし、母ちゃんは病院だし‥金出せんのお前だけなんだよ」
「マイク兄さんウェイト。母上が私の母だって事は知られていませんね? ならいいんです。このまんま夜逃げしましょう」
「まあとにかくよろしく頼むな!!金は○○銀行に振り込んでくれ」
「あー・・・近くにねえわー」
「ぐずぐずいうなよー、男だろ???」
「うっ、うん! そうだよねマイク兄さん! がんばれマイク兄さん!」
「なんだよー、しょうがねえな。じゃあ最後にこの電話をあと100人に回してくれ」
「ええっと、全部警察でいいですかね? マイク兄さんからって」
「ごめん、冗談だよ♪次はまじめにこのバトンを回す人5人を教えてくれ」
「友達? いないね」 (※いつも仲良くしてくださっている皆様、本当に有難うございます)
「了解!じゃ、そいつに当たってみるわー」
「いないってばもー・・・マイク兄さんってば!」
「お前ほんと使えねーな、金も出せないなんて」
「うるへいな! お金は全部レモンサクレに消えてんですよ!」
「まあいいや、アバヨ!また会おうぜ☆」
「はーい、じゃあねー」
※補足:マイク兄さん
MEATにしか見えない私の兄。いつもどこかで私を見守っていてくれるらしく、合気道の大会などには壁掛け時計にぶら下がるなどアクティブかつユーモラスな行動を繰り広げる。MEATの自宅前の道路ではよく車に轢かれるがまたすぐに戻ってくる。よく北海道に旅行に行くらしい。
あんがとーございましたー! アディオス!
思わぬところで
マジ?
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