なんなんでしょうねコレ・・・
さっきからキーボードの調子が悪いです たすけてくれ
嘯き
今は冬なのに、君は夏とおっしゃった。
今いるのは物音などない雪山なのに、君は海とおっしゃった。
朽ち果て
美味しい果実の生る木を知っている。
その木の元へ行けば、果実は地面に落ち、甘い甘いにおいを放っていた。
流れ流れ
ぷかぷか水に浮いているものがあったから、あれは何だと君に聞いた。
君はそれを見もせずに、あわれなにんげんだったものよ、と答えた。
辿り着く
ドアの前で、君を振り返ったのだけれど、君は微笑んだまま動こうともしなかった。
ドアに手をかけると、君はくすくす笑い出した。
なぜ笑っているのかと君に聞いた。
その先にあるものを知っているからよと君は答えた。
頷いて見せて、ちょこっと笑っても見せて、ドアを開けた。
一重に、風の前の
塵に同じ。
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