つうか燃え剣物語ばっかり載せすぎだという罠^^
もっと別の本も読んで書きたいのだけれど、最近本が全く読めないので・・・
七竈とか、書きたいな・・・GOTHもいいな・・・つうかGOTH読みてえな・・・
ということで次は多分燃え剣のお佐絵でーす(えええええ)
あんたを尊敬していたんだよ。
だから、あんたがどんなことを言おうと大丈夫だった。あんたにはあんたなりの信念があるんだって思ってた。あんたが、まだ、どうしようもないほど田舎者だったときからずっと。まあそのころはおれも田舎者だったわけだが。おれはあんたが好きで、尊敬していて、だから、時折間抜けていても許せたんだ。
今は違うんだ、分かるか? あんたはもう田舎で泥被ってる百姓じゃないんだ。おれも、あなたも、昇進した。武士になったんだよ。まことの。それがどんなに重いことなのか、あんたは知っているのか?
縁側に座れば、冷たい夜風が、頬の残った熱すら奪った。
こぞって、奪って、馬鹿みてえ。
でも、時々恐ろしいほど怖くなる。この風のように世界がぐるぐると回って、俺の手から、全てを、あんたすら奪い取ってしまいそうで怖くなるんだ。
あんたは馬鹿だよ。でもまだおれはあんたのことを好きなんだよ。
いなくなるな。
白雉の大将 (副長と局長/燃えよ剣)
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