テスト的にやってみます。
ちょ・・・総司くん口調がわからなんだ!
似つかわしくないほどその日は晴れていて、わたしの心を静かに浮かせて、同時に沈ませた。
袖を整えていると、後ろから声をかけられて、「ああ、」わたしは微笑む。
「あなたでしたか」
彼は薄暗がりの中から私を睨んだ。
「どこへいくつもりだ」
彼は眉間に皺を寄せて、ああ、元は整った顔をしているのに。般若のような顔ばかりしているものだから。なんてばかで、楽しい人だろうかと。
「ひとをね、」
そう言えば、彼はまるで「不可解だ」と、それを顔に貼り付けたような表情をして。
「ころしに行くんですよ、ひとごろし」
わたしもあなたもどうせ殺すのだ。晴れた日であろうとなかろうと。
ひとごろし(歳三さんと総司くん/燃えよ剣)
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