恩田陸さんの「三月は深き紅の淵を」、読みました。
途中結構泣きかけました。
ネタバレ含むので、オッケーオッケー! という方のみお入り下さい。
タイトルが異常に綺麗だなあもうとか思った私だったんですけれどね、
これ、まずぎゅうぎゅうに詰められた文字の数に笑うしかありませんよ。
4章を見るまで全体の意味が分からなかったけれど、楽しかったです。
個人的には「虹と雲と鳥と」が凄く好き。
美紗緒が好き。彼女もうかわいそうです、啓介? だっけ、彼に憎まれるように。
祥子に落とされる事分かってて。うおう、かわいそうだ。
祥子の最後の言葉にぼろ泣きでした。おねえさん。ぐひゃあああ!!
3章は「内」の話でも女の人が好きな感じに仕上がっている、と聞いていたので
「フッ俺がそんなものに引っかかるわけが無かろう」とか思っていたのですけれど
すいません。ストライクでした。
美紗緒が凄く好きでした。
「回転木馬」も面白く。
理瀬の出てくるお話、機会があったら読んでみたいなと思いました。
名前が綺麗だ。理瀬、とか、「理を憂う」憂理とか。
今、恩田陸さんの「Q&A」を読んでいます。それもここに乗せるので。
どうなるでしょうかね。うおおおお
それでは失礼致します。アディオス!
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