私はテレビで怪談特集があれば喜んで飛びつき、インターネットでも怖い話を呼んで後でトイレに行けなくなる人間ですが(駄目じゃん)、テレビやインターネット、これらの情報は、見るか見ないか人に判断させる事ができますよね。
けれど、CMって回避できないじゃないですか。
小学校中学年の頃だったと思います。偶然私は夜遅くまで起きていて(今じゃ毎日起きているけどな!)、ぼんやりテレビを見ていました。番組は途切れ、コマーシャルに入ります。
すると、急に黄色い背景の中に、「ハッチポッチ・ステーション」に通じる、
けれど黒くて気持ち悪い人形が現れ、突然
「まあおそろしい!」「まあおそろしい!」「まあおそろしい!」と叫び続けたのです。
「まあおそろしい!」「まあおそろしい!」「まあおそろしい!」「まあおそろしい!」
「まあおそろしい!」「まあおそろしい!」「まあおそろしい!」「まあおそろしい!」
本当に気持ち悪くて、怖くて、でも目をそらせなくて。
どうやら深夜番組の広告だったらしいです。
怪奇系ではなく、みんながあまりにも真剣にトークするから怖いよ、と言いたかったんだと思います。
けれど本当に怖くて。あれは今も私の半トラウマです。
私こういうものが嫌いなんですよ。
大好きな「ピングー」に、「ピングーのゆめ」(だっけ?)というお話があって、ピングーが悪夢を見るんです。それに出てくるセイウチがこわいことこわいこと。私は号泣したそうです。今だって怖いもん。
次に、スポーツドリンクの「ミウ」。
これのどこが怖いんだ? って人もいると思います。
いえ、今のやちょっと昔のではなく、随分前。
OLさんが上司のつまらない冗談に苛立ち、日ごろの疲れを溜め込み、ミウを飲んですっきり! というあらすじのコマーシャルのころです。
OLさんの苛立つ顔がどんどん画面中央から大きくなっていきます。
黒い背景です。するどドドドドドドドンとかいう音がしてきて、
「プチストレスたまったらミウ飲んで~」と男の人の声で歌が聞こえて、
「アハハッ」とOLさんが笑うのですが。
怖い。どうしても怖いんです、その歌とOLさんの笑顔が。
視覚聴覚両方からの攻撃なので、私はこのコマーシャルだ! と思うと咄嗟に目をつぶり手で耳を塞ぎ、「あーあーあーあーあー!!」とかなんとか叫んでいました。
今は変わってしまったもの。流れなくなったもの。
「これもっと見たかったな~!」と思うものがある反面、私は、このふたつが流れなくなって本当に安心しました。怖いコマーシャルはなくなりません。今は「伝染歌」が怖いです。目と耳を塞ぎます。
怖い(らしい)CM
サイレン(ゲーム)・・・廃墟風のドアが叩かれる。「開けて! お母さん、空けてよ!」少女の声だ。「開けて!」ところが叫び声の音程が段々と下がり、「あけてよぉ~・・・」と、ありえないほど低い音程で言う。
リング、呪怨、灰暗い水の底から系・・・割愛。だけどマジで怖い。
JUNGLE・・・知らないけれど深夜番組。すごく怖かったらしい。興味を持ったそこの君、ウィキペディアの都市伝説集に載っているぞ!(注意:私が一度だけ見て、気分を悪くしかけたほど怖いものでした。怖いものが全く平気な方以外は見ないで下さい絶対に。お願いします)
長くなったぜ・・・ホント、怖いものってアレだよな!(何ですか)
それでは失礼致します。アディオス!
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