これ、旅行中に思いついたのかも・・・(何この子)
下のに続き、ダークシリーズ。
あといっこでおしまいになると思います・・・しばらく。
君が欲しかったから、無理矢理に手に入れた
結局この世の悪事の2/3は僕が起こしているようなものだ
逃げる君の手首を掴んで、鉄で出来た頑丈な手錠を掛けた。
そのまま地下深くの牢に繋ぎ、外に出ないようにした。
君を逃がそうとする奴が居たから、大声上げて怒鳴った。
そうすれば、君は僕の元から離れないだろう?
君が止めてと叫ぶから、力任せに殴った。
怯えた目をする君の頬を撫で、大丈夫だよ、抵抗しなければと言った。
君を逃がそうとする奴が居たから、追放した。
そうすれば、君は此処から動けまい?
どんなに君が泣き叫ぼうと、それは僕を興奮させるだけ
独占欲と、君を虐めたい虐待心。
君の目が光を映さなくなってからも、僕は君を愛し続けるさ
ねえ、だからさ、君も僕の事が好きだったんだろう?
ねえ、何時から、何処から歪んだのかな。
僕と君はずっと一緒だっただろう?
何で目の前の君はいつも泣いているんだろう。
僕と一緒に居られて、幸せなんだろう? 当たり前じゃないか。
あなたは間違ってる、と君は言った。
僕は間違っちゃいない、間違っているのは君の方だ。
だって僕を愛そうとしない君が悪いんじゃないか。
だから僕は、君を縛り付けたんだ。
どんなに確り縛っても、君は一生懸命逃げようとした。
だから、僕は君を殺した。
握り締めた手の中のナイフから滴り落ちる鮮血。
嗚呼、何て綺麗な色なんだろう。
僕は、逃げようとしない君の体を手に入れた。
君の全てを手に入れた!
PR