まず、JOJO<<<<<乙一 であったことは間違いない。
苦言を呈するならば、戦闘シーンはよくノベライズで見かける激しいものではなかったし、主人公たちはあんまり活躍してない。ずっと探偵してて、最後にスタンド連れて現れるのみ。
でも、おもしろかったと思います。
まず琢馬ですが、非常にキャッチーでしたが感情移入はできなかった。きっと、その特殊能力がわたしの想像を超えていたから、もありますが、きっとあれだな、千帆のこと好きじゃなかったところがいかにも超人然としていて合わなかったんだなと。でも、本当にオツイチらしい主人公でしたよ。鬱屈していてすっごい斜に構えている。ただまあ、そこに少しダメダメ要素が欲しかったんでしょうけど。
反面千帆はかなり好きだった! かわいいなあ千帆。せめて、ああいうラストを迎えるならば、ほんの少し彼女のことが恋愛感情的に好きでもいいんじゃないかな、とは思いました。まあ、なっちゃいけないんですけれど。これから彼女が幸せであるように。
装丁は、綺麗でした。『The Book』を意識した表紙、茶インク。荒木氏の絵も・・・いいん・・・・・・ですけど、やっぱり琢馬のあのうしろっかわが伸びた髪形+ピアスはない! あれは正直イメージ壊してると思います。チホは問題なかったけれども。
まあ、乙一好きなら読んでみて損? はないかも。ジョジョ好きは別に読まなくてもいいかも・・・
それではおやすみなさい。アディオス!
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