誕生日にいただいた本です。
すらすら~っと読めましたよ。
読書が苦手な人でも簡単に読めるので、読むべし!
まず何より、優しい気持ちになれる本だなって思いました。
主人公が私と同い年なので、導入がしやすかったんですけどね。
学校での出来事とかいろいろと。私と同じような考え方の子だったので感情移入が早かったです。
で、終わったあと。
なんちゅーところで終わってくれるんじゃいと思いました。
ゲンジさんが、どこかでいい人なんだよっていうところがあるなあと思っていたのに、そういう描写はいっこも無かったです。ずっとまいにとってヤーなやつでしかなくて。そこが不思議だ。でも、綺麗なだけじゃないから、それも受け止められるようにならないとって、そういうことなんですよね。
作中の花々の描写がとっても綺麗でした。本当にある花なのかな? って。
以前呼んだことあるかなこれ、と思っていたのですが、どうも夏の庭と勘違いしていたみたいですね。
夏の庭のラスト忘れた・・・
でも、前記の通り、本をあんまり読みたくない人でも、
学校に通っていて、学校の不思議な社会に疑問を持っている人ならば、きっとこの本の主人公、まいに共感できると思います。
読んで忘れられない、いつまでも残るだろうなあこいつ、という作品でした。
それでは失礼致します。アディオス!
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