『カザリとヨーコ』
しょっぱなからぶっとばすなあ乙一さんは。カザリはどういう考えを持って行動していたんでしょうか。
おばあちゃんとの触れ合いに心が温かくなりました。
『SEVEN ROOMS』
うおっぷす凄いこれ! 姉弟が主人公という事でしたが弟10歳姉もうすぐ高校生って我が家と一緒なんですけど・・・!! でも私は姉みたいな事出来ないと思います。最後に姉の笑い声が聞こえた時にすげえなあと本当に思った。うわあ。夜寝る前に見ちゃいけなかったね。(見たんかい)
『SO-far そ・ふぁー』
よくここまで双方無視できたなと、そこに感心。人間の脳って不思議だ。
『陽だまりの詩』
1番気に入ったのはやっぱりこれです。これだけは「夏と花火と~」より前に読みました。
友達に「お前読め! 絶対泣くからこれ読め!」と言われたので。
文字通り学校の中だったのに泣きました。あれ、何度読んでも泣けるんですけどぉ!
最後の『世界の陽だまりと暗い陰を行き来しながら生きていたのではないでしょうか』が凄く好き。
主人公の頭に男の人(まあロボですけど)が手を乗せるシーンがもうやばい。
本当に綺麗なお話だと思います。主人公はまた作ってしまうかもしれませんね。
そしてまた、男の人の隣に埋葬してもらうのかもしれません。
『ZOO』
ほんっとうに気持ち悪いお話の癖に好きだ!
何がって、俺が彼女の事を思っている描写でもう泣けます。
車に乗って、「ZOO」の看板を通り過ぎる瞬間。
もし自分がこの状況だったら、俺と同じ事してたかもしれないって考えると切なくって堪りません。
乙一さんは凄いですね。
こんなんじゃなくてもこういううまい文が書けるようになりたいなあと思いました。
いや、グロテスクなのは書くの勘弁ですけど。うん。
〔2に続く!〕
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